2013-02-01から1日間の記事一覧

あの頃、俳句は50 明治の俳諧14子規たちの蕪村調6 (俳誌「円虹」)

*「円虹」218号、2013.2.1、pp.12-13。 *正岡子規を中心とする子規派を明治俳諧として捉える連載評論連載評論。50回目は明治期子規派の俳句観の伝播が「蕪村句集講義」等で各地の若者に伝わり、彼らが俳句を論じる際に子規派の俳論を基準としつつあったこ…

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒3 両誌の差は…(俳誌「円座」12)

*「円座」12号、2013.2.1、pp.28-32。 *かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。第3回は阿波野青畝「蟻地獄みな生きてゐる伽藍かな」を同時代の俳諧宗匠の俳誌と考察しながら、「ホトトギス」と宗匠らの俳句観の差異を考察した。 なお、本…