虚子、七〇年代に再発見される 伝統と最先端の巨匠として (総合誌「俳壇」)

「俳壇」41-8、2024.7.1、pp.86-87 。
高浜虚子生誕百五十周年記念特集の寄稿。戦後、虚子は伝統俳句の巨匠として批判される傾向にあったが、1970年代以降に急激に評価されるようになり、それは戦後的な「人間」を評価としないポスト・モダンが到来しつつあることの証左でもあったことなどを論じた。