2024-02-01から1日間の記事一覧

鴬、椿、白魚、蓬 (「ボストン日本人会会報」)

*「ボストン日本人会会報」176、2024.2.1、pp.14-15。 *アメリカのボストン日本人会の会報寄稿。早春から仲春にかけての情趣として鴬餅や椿餅、白魚漁や蓬餅などを取り上げ、その風情を俳句や随筆等を紹介しながら綴った。

季節と追憶61 藤田湘子の虚子観 (俳誌「氷室」)

*「氷室」32-2、2024.2.1、pp.20-21。 *戦後俳句史。61回目も藤田湘子の俳句観を辿った。彼が1970年代に高浜虚子の句群に惹かれた際、どのような点に着目したのかといったことを論じた。

現代俳句史(6)七〇年代の「軽み」  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」315号、2024.2.1、pp.16-17。 *戦後以降の俳句史についての評論。1970年代の俳句界の状況を綴った。

通説や先入観をいかに揺るがすか (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」331、2024.2.1、pp.40-43 。 *特集「俳句評論ノススメ」の寄稿。評論を成立させるのは何より論者の認識であり、それを問い直し、刷新するためにも一次資料に丹念にあたることが評論の強みにつながることなどを論じた。

逸話のさざめき、句の面影47 藤木清子 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」331、2024.2.1、pp.144-147 。 *物故俳人の評伝エッセイ。47回目は藤木清子。新興俳句に身を投じた女性俳人の清子が、日中戦争下に寡婦として生きた末に俳句から離れたことなどを綴った。