■「俳句界」257号、2017.12.1、75p。
■平成俳句を検証するアンケート。「1.あなたが選ぶ平成を代表する句」「2.あなたが選ぶ平成を代表する俳人」の各質問に対し、下記のように答えた。
1.元日の畳の国をはるかかな 三橋敏雄
「平成の名句」が「昭和への鎮魂歌」とすれば、掲句はその最たる句。「はるか」だけでなく、「をはる」という文字が入っている。三橋が亡くなった年の句。
2.関悦史
結社や主宰等と関わることなく、ネットから突如出現するとももに、「人類に空爆のある雑煮かな」と平成時代を象徴する一句をネットに発表しえたため。