2020-11-01から1日間の記事一覧

今も響く昭和の名句特集 述志の文業 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」292、2020.11.1、pp.42-45。 *「今も響く昭和の名句」特集と題し、明治生まれの俳人50人の句群の総論。明治生まれの俳人に濃厚な雰囲気の一つとして、「述志」の気高さと悲壮さがあったことなどを論じた。

逸話のさざめき、句の面影11 富安風生 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」292、2020.11.1、pp.144-147。 *物故俳人の評伝エッセイ。11回目は富安風生。逓信省次官を勤めた高級官僚の経歴や句作のきっかけ、また彼の俳句の特徴などを綴った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句35 白黒テレビ (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」37-11、2020.11.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。35回目は「白黒テレビ」。戦後のテレビ黎明期から美智子皇后のご成婚式、東京オリンピックに至るまでのテレビ文化の発展を綴った。

季節と追憶23 冬の青 (俳誌「氷室」)

*「氷室」28-11、2020.11.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。23回目は「冬の青」。室町連歌や清代の漢詩、飯田龍太の俳句における「青」を綴りつつ、冬季の「青」の風情を綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門56 山口青邨 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」276号、2020.11.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。今回は山口青邨の経歴と俳句の特徴を語り合った。