「感念」のありか――明治二〇年代における俳諧矯風運動 (「同志社国文学」)

 
同志社国文学」69号、2008.12.20、pp.30-43。
俳句革新の推進者である正岡子規以前にも、俳句改良を目指す俳人達が存在したことはさほど知られていない。その一人、石川鴬洲は美学及び「文学」の新概念で俳句を新たに捉え、多数の論を発表したが、彼は論上の「文学」に見合う作品を詠むことができなかった。これらの検証を通じて「近代俳句創始者=子規」という定説を再検討するとともに、作品より理論が先行した明治期俳句革新の特質をも考察した。
 
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