2020-02-01から1日間の記事一覧

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句26 鉱山、電話、島 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」37-2、2020.2.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。26回目は「鉱山、電話、島」。小説風の描き方で、鉱山で働くある男を主人公とし、長屋に住む風情や島で独り住む父親に電話をかける場面、また船で島に向か…

四季のうつろい、句の香り5 早春の味  (「花鶏」)

*「花鶏」20-1、2020.2.1、pp.4-5。 *季節と俳句のエッセイ。江戸期の暁台の句や桂三木助の落語、久保田万太郎の句などを紹介しながら早春の味の喜びについて綴った。

逸話のさざめき、句の面影02 正岡子規 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」283、2020.2.1、pp.138-141。 *物故俳人の評伝エッセイ。2回目は正岡子規。彼の文学革新運動は、賊軍とされた松山藩の士族出身である出自が大きく影響していたこと等を、俳句や短歌革新に即しながら述べた。

季節と追憶14 粋な暮らし方 (俳誌「氷室」)

*「氷室」28-2、2020.2.1、pp.14-15。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。14回目は「粋な暮らし方」。クラシックの嗜好の変化と、俳句の味わい方の変化等を綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門47 杉田久女 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」267号、2020.2.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正期から昭和初期にかけて活躍した杉田久女の経歴を語り合った。