刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒20 「ホトトギス」昭和二年十月号 (俳誌「円座」31)

「円座」31号、2016.4.1、pp.48-53。
かつての俳誌をたどりつつ、近代俳句の諸相を述べる評論。第20回は「ホトトギス」昭和2年10月号を繙きつつ、高野素十「方丈の大庇より春の蝶」を称賛した高濱虚子の「写生」観を考察した。
 なお、本稿の一部は大幅に改稿して『近代俳句の諸相』(創風社出版、2018)に収録した。