風生、万籟を絶つ (総合俳誌「俳句研究」)

「俳句研究」76-4、2009.9.13、pp.110-114。
富安風生は昭和期「ホトトギス」を代表する俳人の一人であるが、山口誓子や中村草田男等と比較するとさほど注目されていない。しかし、彼は仕事と句作を見事に両立させた俳人として魅力があり、また退職後の作品には優品が多いことを考察した。