2017-01-01から1年間の記事一覧

「文学の世界 俳句の変革者たち」12  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.6.22、20:30-21:00。再放送は6.29、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第12回目放送。平成俳句史を捉える視座として、「震災」をいかに詠んだかを述…

俳句甲子園地方選松山会場・審査員

■俳句甲子園地方選松山会場、第一会場審査員(於大街道商店街)。2017.6.18、9:30-17:00。 ■第一会場審査員長を担当。第一会場優勝チーム及び個人最優秀句はともに松山西中等教育Aチーム。

「文学の世界 俳句の変革者たち」11  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.6.15、20:30-21:00。再放送は6.22、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第11回目放送。 1945-1970年代と、1980年代-現在の違いを「野暮・苦しさ/洗…

「文学の世界 俳句の変革者たち」10  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.6.8、20:30-21:00。再放送は6.15、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第十回目放送。 1970年前後の全共闘運動の熱気と俳句界の共通点を見た回で、具…

宇宙×俳句イベント  (第31回宇宙技術及び科学国際シンポジウム)

*第31回宇宙技術及び科学国際シンポジウム(ISTS)、ひめぎんホールサブホール、2017.6.6、19:00-21:00。 *宇宙科学研究者らと俳句や宇宙についてのパネルディスカッション。今井良一、上野誠也、佐藤文香、田村七重、森田泰弘各氏と青木が登壇した。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2017.6.5-9、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、・「怒りつつ洗うお茶碗ことごとく割れてさびしい ごめんさびしい 東直子」(6/5、月) ・…

俳句県みんなで詠むぞ575  (子規・漱石生誕150周年シンポジウム)

■愛媛新聞社1階ホール第2部、2017.6.4、15:45-17:10。 ■子規・漱石生誕150周年「俳句県みんなで詠むぞ575」シンポジウム第2部「議論が名句を作る! 句合わせ対決」に参加。司会はキム・チャンヒ、また「漱石チーム」として寺岡凜、若狭昭宏各氏、青木、「子…

「文学の世界 俳句の変革者たち」09  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.6.1、20:30-21:00。再放送は6.8、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第九回目放送。 1970年前後の全共闘運動の熱気と俳句界の共通点を見た回で、具…

この本 この一句  (総合誌「俳句界」)

■「俳句界」23-6、2017.6.1、p.190。 ■坪井澄郎『続朱雀門』からは「糞を見て別の菜虫と分かりけり」、山崎辰見『故郷』からは「農協の庭はみ出して農具市」を評した。

学生俳句チャンピオン決定戦2017 瀬戸内の島で俳句サバイバル  (NHK総合)

*NHK松山放送局、2017.5.28、13:05-14:18。 *「四国えかとこ!」の特集番組。全国の大学生が俳句で勝敗を競い合う番組で、審査員として出演した。松山市の中島でロケを行い、決勝戦は堀下翔(筑波大学)、大塚凱氏(東京大学)で、大塚氏が優勝。

「文学の世界 俳句の変革者たち」08  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.25、20:30-21:00。再放送は6.1、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第八回目放送。敗戦直後の俳句模様を「酒と無頼」に求め、島津亮や加藤郁乎、…

『漱石事典』(小森陽一他偏)  (翰林書房)

漱石辞典翰林書房Amazon*夏目漱石に関する網羅的な事典。 ・項目「高濱虚子『鶏頭』序」(p.597) ・コラム「漱石の俳体詩」(p.667) ・項目「写生、写生文」(p.753) 上記項目を担当。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2017.5.22-26、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、・短歌「「ヒューマニズム」を無二の理想に掲げつつ五十余年の果てに「むかつく」 小池光…

「文学の世界 俳句の変革者たち」07  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.18、20:30-21:00。再放送は5.25、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第七回目放送。敗戦後から現在に至る俳句史の見取図を示すため、テキスト版の…

「天狼」創刊と、焚火のひとひら   (俳誌「ぽち袋」)

■「ぽち袋」23、2017.5.15、pp.26-29。 ■太平洋戦争敗戦後、山口誓子を中心に創刊した「天狼」初期の熱気と昂ぶりと、紅一点といえる橋本多佳子の句作の打ち込み方の凄まじさを「寒月に焚火ひとひらづゝのぼる 多佳子」に認めつつ、戦後の女性俳人の一つのあ…

子規と漱石が関わった俳句雑誌  (愛媛大学「図書館だより」)

■「図書館だより」102号、2017.5.15、pp.1-2。 ■子規・漱石生誕150周年にあわせた巻頭言。愛媛大学図書館は俳句雑誌「ホトトギス」を明治期創刊号から揃いで所蔵しており、そのような図書館は全国的に稀であること、また閉架に入庫すれば気軽に閲覧・一時貸…

「文学の世界 俳句の変革者たち」06  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.11、20:30-21:00。再放送は5.18、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第六回目放送。昭和戦時下の俳句の諸相として、新興俳句や中村草田男の作品、…

「写生」のありようと選句について  (大阪咲くやこの花中学校修学旅行)

■愛媛大学ミューズホール2階、多目的交流室、2017.5.10、15:45-17:10。 ■愛媛大学国際連携課による企画。大阪咲くやこの花中学校の修学旅行で松山を訪れた中学生が、留学生とともに句作を行うという研修の一環に関しての講演。「写生」のありようを簡単に伝…

「文学の世界 俳句の変革者たち」05  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.5.4、20:30-21:00。再放送は5.11、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第五回目放送。昭和初期俳壇の様相として、水原秋桜子の「ホトトギス」批判と…

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2017.5.1-5、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、短歌「勝ち負けの問題じゃないと諭されぬ問題じゃないなら勝たせてほしい 俵万智」「中年の…

この本 この一句  (総合誌「俳句界」)

■「俳句界」23-5、2017.5.1、pp.217。 ■下記二冊の一句評。 ・生島春江『すきっぷ』 錠剤のひとつ転がる今朝の秋 「今朝の秋」は立秋の朝。うだるように暑い真夏から涼味を感じる風がふと流れ始めた八月のある日、錠剤が一つこぼれて落ちたという。無論、暦…

俳句と、周りの景色15 汗と平成  (俳誌「白茅」15号)

■「白茅」15号、2017.3.30、pp.15-17。 ■昭和と平成の差異を「汗」の描写に見た評論。具体的には、戦後の労働者の俳句や安保闘争の時代には「汗」がしたたる場面が数多く現れ、開高健『日本三文オペラ』等も参照しつつ「汗」が下層階級の生きる証であった時…

「文学の世界 俳句の変革者たち」04  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.4.27、20:30-21:00。再放送は4.20、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第四回目放送。舞台は昭和初期、高浜虚子率いる「ホトトギス」雑詠欄で最上位…

「文学の世界 俳句の変革者たち」03  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.4.20、20:30-21:00。再放送は4.20、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第三回目放送。舞台は大正期、高浜虚子の俳壇復帰と「ホトトギス」雑詠欄に集…

「文学の世界 俳句の変革者たち」02  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.4.13、20:30-21:00。再放送は4.20、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第二回目放送。正岡子規の早世後、継承者争いの様相を呈した河東碧梧桐、高浜…

松山とロシアの交流  (オレンブルグ大学歓迎シンポジウム)

■愛媛大学メディアホール、2017.4.11、15:30-15:55。 ■愛媛大学等主催のシンポジウム「愛媛とロシア・オレンブルグの交流〜1枚のコインがつなぐ過去と未来〜」の一環で、オレンブルグ州及びオレンブルグ大学の要人の前で松山とロシアの交流を歴史的かつ文学…

「文学の世界 俳句の変革者たち」01  (NHKラジオ第2放送)

■NHKラジオ第2放送、2017.4.5、20:30-21:00。再放送は4.13、AM10:00-10:30。 ■NHKカルチャーラジオ「文学の世界」シリーズ、「俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで」の第一回目放送。明治期、正岡子規が提唱した俳句観や「写生」の感覚、また俳人…

うたをよむ 心臓、ひとつづつ (朝日新聞全国版)

*「朝日新聞」歌壇俳壇欄、2017.4.3。 *「うたをよむ」シリーズのエッセイ。宮本佳世乃(1974〜、「炎環」「オルガン」所属)氏の「桜餅ひとりにひとつづつ心臓」を取り上げた。下記はその全文。

愚陀仏庵の52日について語る  (文化情報松山「きらめき」)

■文化情報松山「きらめき」88号、2017.4、「きらめきトーク」欄、pp.2-5。 ■「子規、漱石、極堂生誕150周年」に当たる2017年を記念しての対談。明治28年に子規と漱石が松山で過ごした約50日間の意義や性格、また両者の「神話」形成に柳原極堂がいかに関わ…

この本 この一句  (総合誌「俳句界」)

■「俳句界」23-4、2017.4.1、p.195。 ■久川久枝『雁渡』から「銃眼の視野のかぎりの黄落期」を、園靖之助『國原』から「紫陽花やバケツの底に蟹の音」を評した。