2009-12-20から1日間の記事一覧

「祖翁」を称えよ、教導職――明治の俳諧結社・明倫講社と『田中千弥日記』について (「同志社国文学」)

■「同志社国文学」71号、2009.12.20、pp.40-51。 ■現在、近代俳句は正岡子規とその一派に代表され、子規以外の「旧派」はさほど顧みられないが、当時の大多数は「旧派」を信奉する人々であった。本稿は、その一例に秩父地方の神官であった田中千弥の日記を対…