笛と空、湯豆腐のうすあかり 図らずも滲み出た自画像句  (総合誌「俳壇」)

「俳壇」38-6、2021.6.1、pp. 46-49。
特集「自画像としての俳句」巻頭総論。明確に意識した自画像としての句よりも、図らずも作者の佇まいが滲み出た句の例として、西東三鬼や杉田久女、松本たかし、久保田万太郎の句などを取り上げつつ、作品から浮かび上がる作者の雰囲気を綴った。