季節と追憶26 松山の十六日桜 (俳誌「氷室」)

「氷室」29-2、2021.2.1、pp.16-17。
四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。26回目は松山の山越の里という地にあったという「十六日桜」と近くのロシア兵墓地について。江戸期の逸話、小泉八雲の小説、正岡子規の句等を参照しながら桜の風情を描きつつ、その跡地の一つと伝えられる吉平屋敷跡のほど近くにあるロシア兵墓地の雰囲気も綴った。