敗北と片言  (「船団」)

「船団」125、2020.6.1、pp.26-27。
「船団」終刊号の特集「俳句とはどのような詩か」の寄稿エッセイ。海外の人々と日本人の美的感性が異なる話を前置きとしつつ、敗北の詩と謳った高柳重信や片言性の俳句を手に大衆にまみれると宣伝した坪内稔典氏、そして飯田龍太が鼎談で述べた「俳句とは未完の面白さ」等が軌を一にしていることなどを述べた。