批評家たちの「写生」(二十) 小林秀雄(その十二)   (俳誌「翔臨」90号)

「翔臨」90号、2017.10.31、pp.22-23。
文芸批評家の論を通じて「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄の「近代絵画」を再び参照しつつ、高浜虚子らの「写生」句の本質を「現在」の強度に看た上で、九鬼周造の時間論に接続する形で論じた。