2016-01-31 俳句と、周りの景色11 神の語 (俳誌「白茅」11号) 執筆-評論(連載) 全業績 執筆 ■「白茅」11号、2016.1.31 、pp.17-19。 ■ヴァイオリンやカメラの中で、傑作とされる名品は使用者に選ばれるのでなく、楽器やカメラの方が使う人間を選ぶといわれることがある。それと同じように、人間が「日本語」を駆使し、自身の内容や思想を自由に述べるのでなく、むしろ「日本語」が人間の思考や発想を規定し、促すものかもしれないことを、ハイデガーや折口信夫を援用しつつ、最後に「日本語」が人を通じて語った俳句の例として、宇佐美魚目の作品を挙げた。