現代俳句時評2 いかに句評を読むか  (総合俳誌「俳句」)

「俳句」65-3、2016.1.25、pp.176-179。
句評は対象となる作品分析の是非もさることながら、論者の「俳句」観が露わになることが多いことを踏まえつつ、高浜虚子の「ホトトギス」雑詠欄句評会や俳句甲子園における正木ゆう子、高柳克弘氏の評等を紹介した上で、竹中宏「且翔且臨」(主宰誌「翔臨」連載中)の句評の確かさと竹中流「俳句」観のあり方を紹介した。