2023-07-01から1日間の記事一覧

鬼房の秀句を読む(155) 然るべき荒野はなきかわが端午  (結社誌「小熊座」)

*「小熊座」39-7、2023.7.1、6p。 *高野ムツオ主宰「小熊座」による師匠の佐藤鬼房の鑑賞頁。「然るべき荒野はなきかわが端午」を鑑賞した。

近現代俳句の名作を鑑賞する04 大正初期の「ホトトギス」 (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2023.7.1、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。4回目は、大正初期の「ホトトギス」雑詠欄掲載句と高浜虚子の選句についての議論と作品を講義した。

季節と追憶54 兜太と同時代の前衛運動 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-7、2023.7.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。54回目は前回に引き続き、金子兜太の造形俳句と同時代芸術との関連性について論じた。

会話形式でわかる近代俳句史超入門88 渡辺白泉  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」308号、2023.7.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。88回は渡辺白泉の経歴と作品について語り合った。

逸話のさざめき、句の面影40 渡邊白泉 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」324、2023.7.1、pp.156-159 。 *物故俳人の評伝エッセイ。40回目は渡邊白泉。「戦争が廊下の奥に立つてゐた」を詠んだ新興俳句を経て、戦後の教師生活や亡くなる直前の出来事等を綴った。その際、川名大氏、今泉康弘氏の詳細な研究を参考にした…