刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒18 「俳句研究」昭和52年3月号  (俳誌「円座」28号)

「円座」28号、2015.10.1、pp.32-36。
波多野爽波や竹中宏の「写生」観と後藤夜半の「偶然の必然」には通底するものがあるとした上で、「俳句研究」昭和52年3月号の後藤夜半追悼特集で「偶然の必然」を論じた清崎敏郎よりも、たまたま同号に句群を発表した安井浩司の方が爽波や夜半の「写生」観を把握していたであろうことを述べた。