2016-11-25から1日間の記事一覧

明治期における俳句革新と「写生」の内実について ―高浜虚子「遠山に日の当りたる枯野かな」の分析を通じて―  (「俳句文学館紀要」)

*「俳句文学館紀要」19、2016.11.25、pp.109-128。 *明治期の高浜虚子の作品「遠山に日の当りたる枯野かな」の分析を通じ、この句のどの点が「写生」的で、何をもって「俳句」的と見なされたかを、同時代の俳諧宗匠らの俳誌掲載句との比較を通じて明らかに…

「吟行と「写生」について」講演録  (宇多喜代子と黒田杏子の道後俳句塾2016)

■冊子「宇多喜代子と黒田杏子の道後俳句塾 2016作品集」、2016.11.25、pp.75-98。 ■同年9月17日に行われた「宇多喜代子と黒田杏子の道後俳句塾2016」での講演録。現実の体験と「写生」がいかなる関係にあるかを、波多野爽波の文章や「ホトトギス」昭和初期の…