『再読 波多野爽波』 (邑書林)

再読波多野爽波 (読み継がれる俳人)

再読波多野爽波 (読み継がれる俳人)

 

「爽波 この一句」欄に寸評。103p。
  
掲載本文。 
   石 榴 み な 弾 け て 媼 に こ に こ と
「金魚玉とり落しなば舗道の花」を詠む一方、掲句の如き作品を平然と発表する。理念や先入観を設けない「写生」の本領であろう。