明治俳壇と日露戦争――旧派、秋声会、日本派を中心に   (「同志社国文学」)

 
同志社国文学」61号、2004.12.20、pp.387-397。
日露戦争時の俳壇にはどのような動向が存在したのか。俳壇を旧派、尾崎紅葉の息がかかった俳人達、そして俳誌「ホトトギス」派の三派に分けた時、戦争の影響がほぼ見られないのが「ホトゝギス」だった。その意味を「写生」に絡めて考察した。