季節と追憶03 風、薄氷 (俳誌「氷室」)

「氷室」27-3、2019.3.1、pp.16-17。
四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。3回目は「風、薄氷」。国木田独歩の「忘れえぬ人々」、永井荷風の「雨蕭蕭」を参照しながら三月の季節感をスケッチしつつ、宇佐美魚目の<春氷一枚の葉の立ちしまま>で締め括った。