ことばの花束  (エフエムいたみ)

 
エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2018.7.30-8.3、AM9:50-10:00、14:50-15:00。
ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな俳句を紹介。自由律俳句の種田山頭火、尾崎放哉を五日間に渡り紹介。
 
種田山頭火「まつすぐな道でさみしい」「分け入つても分け入つても青い山」「つかれた脚へとんぼ止まつた」「まつたく雲がない笠をぬぎ」「父によく似た声が出てくる旅はかなしい」(7/30、月)
種田山頭火「ながい毛が白髪」「こんなにやせてくる手を合はせても」「ふつと挙げた手で空しい手で」「はだかではだかの子に叩かれてゐる」(7/31、火)
・尾崎放哉「ながい毛が白髪」「こんなにやせてくる手を合はせても」「ふつと挙げた手で空しい手で」「たつた一人になりきつて夕空」(8/1、水)
・尾崎放哉「障子しめきつて淋しさを満たす」「こんなよい月を一人で見て寝る」「何にもない机の引き出しを空けてみる」「犬よちぎれるほど尾をふつてくれる」「釘箱の釘がみんな曲がつてゐる」「雀等いちどきみんな去んでしまつた」「蛍光らない堅くなつてゐる」「とんぼの尾をつかみそこねた」(8/2、木)
・尾崎放哉「」「」「」「」(8/3、金)