2023-01-01から1年間の記事一覧
*愛媛県県民文化会館別館会議室、2023.8.28、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第3回目。佐田岬の九町出身の坪内稔典氏の作品とともに九町の生活文化等を語った。
*子規記念博物館4階ホール、14:00-15:30。 *正岡子規や高浜虚子の「写生」を参考にしながら、愛媛各地の文化を身近に感じ、生活の一部としていかに味わうかを、東雲公園の中村草田男句碑や三間の太宰家の芝不器男句碑等を例にしながら述べた。
*「俳句四季」40-9、2023.8.20、pp.26-27。 *現存俳人の評伝エッセイ。第47回目は物故俳人の中村草田男、杉田久女を例にしながら、前回に引き続き俳人の経歴や俳句人生、逸話を綴ることの意義等をまとめた。
*「NHK俳句」342、9月号、2023.8.20、pp.13-19。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第18回目は次回以降の戦後俳句を見通す特集で、各時期ごとに特徴や象徴的な作品を紹介した。
*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2023.8.10。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第39回目は、真夏の猫たちが暑さでぐったりしている様子を写真に撮った時の思い出を、薄田泣菫の随筆を紹介しながら綴った。 sectpoclit.com
*愛媛新聞社別館503教室、2023.8.5、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。5回目は、大正中期の「ホトトギス」雑詠欄掲載句と高浜虚子の選句についての議論と作品を講義した。
*「青磁社通信」32、2023.8.1、6p 。 *長谷川櫂氏の句集『太陽の門』の評。
*三重大学、2023.8.1、16:20-17:20。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉、また伊勢神宮に注目しながら、俳句と神社が醸す「余白」を通じて「察する」ことについて紹介し、また寿司…
*「氷室」31-8、2023.8.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。55回目は戦後の石田波郷の療養俳句が当時どのように受け取られ、評されたか等を綴った。
*「100年俳句計画」309号、2023.8.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。89回は星野立子の経歴と作品について語り合った。
*「俳句界」325、2023.8.1、pp.172-175 。 *物故俳人の評伝エッセイ。41回目は星野立子。父である高浜虚子との縁や俳人として歩むようになった道のりなどを綴った。
*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2023.7.31。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第38回目は、山口誓子の「汽罐車」連作と同時代映画の影響について当時の資料を調査した結果、先行研究で全く触れられていない誓子俳句の特徴や受容を発見したこ…
*サイト「セクト・ポクリット」、2023.7.25。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第37回目は、拙著『愛媛 文学の面影』三部作が愛媛出版文化賞を受賞したことや、本の出発点となった愛媛新聞の高橋正剛さんについて綴った。sectpoclit.com
*愛媛県県民文化会館別館会議室、2023.7.25、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第2回目。高浜虚子の姪にあたる今井つる女の俳句や文章とともに、戦前の松山や戦後の波止浜の生活や文化を振り返った。
*「子規新報」2-96、2023.7.20、16p。 *愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載30回目は台北市郊外にあった北投温泉の成り立ち等を紹介しながら、天狗庵という名で温泉旅館を経営していた人物が「ホトトギス」系俳人であったことなどを併せて綴った。
*「俳句四季」40-8、2023.7.20、pp.24-25。 *現存俳人の評伝エッセイ。第46回目は物故俳人の橋本夢道を例にしながら、俳人の経歴や俳句人生、逸話を綴ることの意義等をまとめた。
*「NHK俳句」341、8月号、2023.7.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第16回目は太平洋戦争勃発から敗戦に至る戦時生活で俳人がいかに過ごしたか、その一端を綴った。
*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.7.18、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。第二回は「言葉を新鮮に発見すること」を中心に、星野立子、阿波野青畝らの句を鑑賞した。
*サイト「セクト・ポクリット」、2023.7.18。 *趣味や大学の授業、俳句その他の随筆。第36回目は、大学院時代に奈良のベトナム料理店で5 dong keの曲に出会ったことを綴った。sectpoclit.com
*「小熊座」39-7、2023.7.1、6p。 *高野ムツオ主宰「小熊座」による師匠の佐藤鬼房の鑑賞頁。「然るべき荒野はなきかわが端午」を鑑賞した。
*愛媛新聞社別館503教室、2023.7.1、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。4回目は、大正初期の「ホトトギス」雑詠欄掲載句と高浜虚子の選句についての議論と作品を講義した。
*「氷室」31-7、2023.7.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。54回目は前回に引き続き、金子兜太の造形俳句と同時代芸術との関連性について論じた。
*「100年俳句計画」308号、2023.7.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。88回は渡辺白泉の経歴と作品について語り合った。
*「俳句界」324、2023.7.1、pp.156-159 。 *物故俳人の評伝エッセイ。40回目は渡邊白泉。「戦争が廊下の奥に立つてゐた」を詠んだ新興俳句を経て、戦後の教師生活や亡くなる直前の出来事等を綴った。その際、川名大氏、今泉康弘氏の詳細な研究を参考にした…
*愛媛県県民文化会館本館3階5・7会議室、2023.6.27、13:30-15:00。 *文化講座「愛媛俳句・文化講座」第1回目。松山、北条で生まれ育った高浜虚子の人生や郷里についての文章や俳句作品を味読した。
*「俳句四季」40-7、2023.6.20、pp.78-79。 *現存俳人の評伝エッセイ。第45回目は小田島渚氏の5回目。「小熊座」の高野ムツオ主宰による選句が与えた影響や、「爆心地のひぐらしに目覚めてひとり」等の作品を例にしながら、小田島氏における句作のありよう…
*「NHK俳句」340、2023.6.20、pp.38-41。 *室町連歌から現代俳句までを通観する「タイムトラベル 俳句の歴史」。第15回目は京大俳句事件に象徴される俳句弾圧の時代状況や富澤赤黄男『天の狼』の出現等を綴った。
*ミュンヘン句会・アウグスブルク合同句会、2023.6.18、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。日本語俳句における「一物仕立て」の実例を、句作品を例に意見交換しながら論じた。「まさをなる空よりしだれ桜かな 富安…
*愛媛県文化振興財団のオンライン講座、2023.6.6、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。2023年度の初回は「雨」を詠んだ中村汀女や阿波野青畝、橋本多佳子等の句に加えてユーミンが「雨」を歌った歌詞も参照しながら、四季の「雨」の情趣や梅雨独特の風情…
*愛媛新聞社別館503教室、2023.6.3、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。3回目前半は、明治期の「写生」についての議論と作品を講義した。後半は、「夏氷自転車濡らすとめどなく 山口誓子」「夏嵐机上の白紙飛び尽くす 正岡子規」等を鑑賞し…