月並宗匠の短冊、軸   (総合俳誌「俳句研究」)

  
「俳句研究」74-6、2007.6.1、pp.74-75。
明治期の俳諧宗匠達の句は今や「月並」とされ、顧みられることはほぼない。しかし、彼らの句を短冊や掛軸で眺めると、活字と異なる魅力があることに気付く。「月並」句のこの魅力は、日々の暮らしの中で接することで初めて浮き彫りにされることを述べた。