日本語俳句や絵画における省略と余白について   (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2022.10.16、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。西洋絵画と日本の浮世絵や屏風絵等の「省略」概念が異なることを通じ、日本語俳句の「省略」がいかになされ、読者に「余白」…

日本近代俳句における「写生」と「俳句」のありか  (イギリス・ロマン派学会)

*松山大学樋又キャンパス、2022.10.15、13:50-14:50。 *イギリス・ロマン派学会全国大会の招待講演。日本特有の短詩とされる俳句の中でも、近代俳句は何をもって「俳句」と見なし、何をもって「写生」と見なしたのか、そのありようを語った。

SDGs伊予学 (愛媛大学附属高校)

*オンライン講座、2022.10.12、14:25-16:05。 *愛媛大学附属高校の高大連携講座の一環。愛媛でSDGsを考えるには、そもそもどのようなこに意識的であるべきかといったことを、松山ゆかりの文化や文学を通じて語った。

旧制松山高等学校で学んだ俳人たち

*愛媛大学附属中学校章光堂、2022.10.9、13:30-15:45。 *愛媛大学の佐藤栄作先生(俳句・書文化研究センター長)による俳句シンポジウム。旧制松山高校ゆかりの章光堂で小西昭夫氏、谷清氏、青木亮人が旧制松高俳句会の系譜について語り合った。小西氏は旧…

第3回評論講座 俳句評論が面白い (俳人協会動画)

*俳人協会、2022.9.12、Youtube動画。 *俳人協会による動画配信企画。「第3回評論講座」として、俳人の高柳克弘氏と対談。「俳句評論が面白い」と題し、俳句評論について語り合った。 www.youtube.com

東平、鹿森社宅、旧別子等を詠んだ 近代俳句を土地の風情とともに鑑賞する  (新居浜市生涯学習センター)

*新居浜市生涯学習センター主催によるオンライン講演、2022.9.10、13:30-15:30。 *新居浜生涯学習センター「日本文学講座」。東平、鹿森社宅、旧別子等を詠んだ俳句を軸とした別子銅山特有の生活環境等を述べた。元鹿森社宅在住の山川静雄氏、渡邊優津子氏…

俳句講座02 江戸俳諧の芭蕉、蕉門の発句を読む   (愛媛文化振興財団)

*オンライン講座、2022.7.1、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。2回目は江戸俳諧の芭蕉や蕉門の発句の魅力を読み解いた。

日本文化における花や和菓子、アニメの季節感について  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2022.6.26、21:00-22:50。 *ドイツの日本語愛好者による「日本語で話す会」での講演。日本文化において各時期の花や和菓子が醸し出す季節感と、それらの季節感を作品に取り込んで展開するアニメ作品を分析した。

プロレタリア俳句、また近代教育を受けた女性の俳句についてなど (ドイツ、デュッセルドルフ大学)

*デュッセルドルフ大学、2022.6.20、16:30-18:30。 *ドイツのデュッセルドルフ大学の日本学(教育学)研究者、小林亜未先生の「日本文化論」授業に参加。

俳句講座01 室町連歌を読む   (愛媛文化振興財団)

*オンライン講座、2022.6.17、13:30-15:00。 *Zoomによる文化講座。1回目は室町連歌の「水無瀬三吟」「湯山三吟」の魅力や特徴などを紹介した。

第2回評論講座 俳句評論が面白い (俳人協会動画)

*俳人協会、2022.5.30、Youtube動画。 *俳人協会による動画配信企画。「第2回評論講座」として、俳人の高柳克弘氏と対談。「俳句評論が面白い」と題し、俳句評論について語り合った。 www.youtube.com

日本語俳句における季語の情報量の多さと、「創作」概念について  (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2022.5.29、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。「じゃんけんで負けて蛍に生まれたの 池田澄子」における「蛍」の季節感のありようを考察することで季語の情報量の多さを確認…

松尾芭蕉や伊勢神宮が代表する日本文化について  (三重大学)

*三重大学、2022.5.10、16:20-17:50。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉、また伊勢神宮に注目しながら、俳句と神社に共通する点や、中国の漢詩と俳句の違い、また季語の季節感につ…

日本文化及び俳句の「余白」を、日本語話者はいかに読解するか  (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2022.4.3、21:00-23:00。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。日本語俳句の「余白」を解する時、なぜ日本語話者はドイツ語話者より深読みや想像が可能なのかを、日本文化の特徴等を例にしな…

松野町、芝不器男句碑音声ガイド  (松野町教育委員会)

*2021.4月頃。 *松野町教育委員会主催による句碑音声ガイド。松野町出身の俳人、芝不器男の句碑が町内に複数建立されている。その句碑に音声ガイドを付し、スマホ等で視聴できるようにする企画に参加し、5基の句碑解説を担当した。

Presence of "Mno no Aware" in the Literature,Anime and more(ウィリアム&メアリー大学)

*ウィリアム&メアリー大学、2021.3.26、16:00-17:00。 *アメリカのウィリアム&メアリー大学、加藤知子先生のご準備による特別講演。村上春樹の小説や平家物語、俳句やアニメにおける「あはれ」や「桜」の表象を通じて、日本文化の情緒を考察した。

旧別子を詠んだ俳句を味読する 戦後に訪れた山口誓子作品を中心に  (新居浜市生涯学習センター)

*新居浜市生涯学習センター主催によるオンライン講演、2022.3.19、14:30-17:30。 *新居浜生涯学習センター「日本文学講座」。旧別子を訪れた山口誓子の群作「別子銅山」の味読と、別子小学校に一時期置かれていた籠電車を詠んだ「渋柿」掲載の句、また別子…

"Presence of Cherry blossoms in Haiku and Anime" (University of Washington)

*ワシントン大学、2021.3.4、12:00-13:30。 *アメリカのワシントン大学、西川伊都子先生の招待及び授業による"Japan Stidies Program"学部授業枠での特別講演。日本文化における「桜」の象徴や描かれ方について、俳句やアニメ、古典を通じて考察した。 htt…

小津安二郎「東京物語」の描写と俳句の関係、山田弘子句について  (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2022.2.6、21:00-23:05。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。ドイツ語俳句を創作されている方々を対象とした講演で、村戸裕子氏の通訳とともに行った。小津安二郎『東京物語』の描写が日本…

小津安二郎「東京物語」の撮影法  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2022.1.30、21:00-22:50。 *ドイツの日本語愛好者による「日本語で話す会」での講演。小津安二郎の映画「東京物語」を中心にしながら、小津映画や日本文化の特徴を語った。

第1回新春評論講座 「読む」「書く」楽しさ 俳句評論が面白い (俳人協会動画)

*俳人協会、2022.1.5、Youtube動画。 *俳人協会による動画配信企画。「第1回新春評論講座」として、俳人の高柳克弘氏と対談。「「読む」「書く」楽しさ ~ 俳句評論が面白い」と題し、俳句評論について語り合った。 www.youtube.com

俳句の特徴、魅力  (ピッツバーグ日本語補習校)

*ピッツバーグ日本語補習校、2021.12.20、8:00-9:00。 *アメリカのピッツバーグ日本語補習校での講演。補習校に通う小学生から中学生の俳句作品を例にしながら、日本語俳句の特徴や魅力を補習校の生徒や保護者の方、先生等に向けて語った。

Utsuroi , Reflections of Japanese Culture in Haiku and Pop (愛媛大学国際連携機構)

*Zoomによるオンラインシンポジウム、2021.12.7、14:10-14:50。 *愛媛大学国際連携機構による海外各国の連携大学とのシンポジウム。"Utsuroi,Reflections of Japanese Culture in Haiku and Pop"と題し、俳句やアニメ等からうかがえる「うつろい」の感性を…

日本文化論、俳句及び季語、季節感と生活など (ドイツ、デュッセルドルフ大学)

*デュッセルドルフ大学、2021.11.15、16:30-18:30。 *ドイツのデュッセルドルフ大学の日本学(教育学)研究者、小林亜未先生の「日本文化論」授業に参加。小林先生の方で日本文学の各ジャンルや代表作等を解説した後に参加し、俳句の季語のあり方や季節感…

俳句史講座6 「私」を詠む 人間探求派が志した世界観 (愛媛県文化振興財団文化講座)

*オンライン講座、2021.11.5、13:30-14:50。 *Zoomによる文化講座。六回目は中村草田男、石田波郷、加藤楸邨ら人間探求派を紹介。当時の社会状況と照らし合わせつつ、近代俳句に「私」を盛り込もうとした彼らの特徴などを語った。

松尾芭蕉、伊勢神宮が象徴する日本文化の特徴  (三重大学)

*三重大学、2021.10.26、16:20-17:50。 *三重大学、正路真一先生の留学生対象授業枠での特別授業。三重県の伝統文化の中でも伊賀上野出身の松尾芭蕉、また伊勢神宮に注目しながら、俳句と神社、またアジア各国の花や色彩の違いにも触れながら、日本文化の…

日本、中国文化の差異と魅力 花や結婚式の違いについて  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2021.10.24、21:00-22:30。 *ドイツの日本語愛好者による「日本語で話す会」での講演。日本と中国の詩歌における花の好みの違いや「餃子」等の違い、そして結婚式の挙げ方や色彩感覚の違いなどを述べた。

日本語俳句の季語が担う時間性について (ミュンヘン、アウグスブルク句会)

*ミュンヘン句会、アウグスブルク句会、2021.10.3。 *ドイツのミュンヘン句会・アウグスブルク句会合同主催講演。ドイツ語俳句を創作されている方々を対象とした講演で、村戸裕子氏の通訳とともに行った。内容は、「季語」が担う生活感と時間の長さを日本…

近代俳人が求めた芭蕉像 ―正岡子規・山口誓子を例に― (おおがき芭蕉大学)

*大垣市教育委員会主催「おおがき芭蕉大学」オンライン講座、2021.8.8、14:00-15:30。 *Zoomによる文化講座。近代俳人の正岡子規や山口誓子、石田波郷らが江戸期の芭蕉をいかに受容し、また何を求めようとしたかを論じた。

日本現代文化における「空」の表象  (ドイツ、日本語で話す会)

*オンライン講座、2021.7.10、21:00-22:40。 *ドイツの日本語愛好者による「日本語で話す会」での講演。近現代俳句やアニメで「空」が印象的に描かれる場面の分析を通じて、作品における「空」の表象のあり方を述べた。