特集『つむぎうた』一句鑑賞

*「花鶏」21-1、2021.2.1、pp.37-38。 *「花鶏」野中亮介主宰の句集『つむぎうた』の一句鑑賞。「竹馬の子に伝言を託しけり」を鑑賞した。

「花」の静けさ、眩しさについて (ドイツ、デュッセルドルフ大学)

*デュッセルドルフ大学、2021.2.1、16:30-18:30。 *ドイツのデュッセルドルフ大学の日本学研究者、小林亜未先生の授業枠での特別講演。日本文化独特の「花」の静けさや眩しさを、古典の和歌や物語、能、浄瑠璃、また現代の俳句やアニメ、漫画等を参照しな…

金沢ゆかりの徳田秋声、泉鏡花、高濱虚子の俳句など (ドイツ、ボン大学 )

*ボン大学、2021.2.1、22:30-24:00。 *ドイツのボン大学の日本文学研究者、ハロルド・マイヤー氏とのオンラインによる連続共同授業で、大学院学生が対象。金沢出身の徳田秋声、泉鏡花の俳句、また北陸を訪れた高浜虚子の俳句を鑑賞した。

会話形式でわかる近代俳句史超入門59 日野草城1 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」279号、2021.2.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。今回は日野草城の経歴について語り合った。

季節と追憶26 松山の十六日桜 (俳誌「氷室」)

*「氷室」29-2、2021.2.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。26回目は松山の山越の里という地にあったという「十六日桜」と近くのロシア兵墓地について。江戸期の逸話、小泉八雲の小説、正岡子規の句等を参照しながら…

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句38 戦後俳句2 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」38-2、2021.2.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。38回目は「戦後俳句2」。菖蒲あや、中村汀女らの俳句観を確認しつつ、戦後の諸芸術の潮流と踵を接していたことなどを綴った。

逸話のさざめき、句の面影14 阿波野青畝 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」295、2021.2.1、pp.158-161。 *物故俳人の評伝エッセイ。14回目は阿波野青畝。士族の家に生れ、厳しく躾けられた青畝が耳疾に悩まされながら句作に人生を賭した激しさ等を綴った。

【エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と03 Sex Pistolsを初めて聴いた時のこと

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2021.1.31。 *趣味や大学の授業、また俳句その他についての随筆。3回目はイギリスのパンク・ロックバンド、セックス・ピストルズをラジオで初めて聴いた時のことを綴った。 ∴ セックス・ピストルズを夢中で聴いたの…

愛媛俳句学講座3 高浜虚子 (愛媛県文化振興財団文化講座)

*オンライン講座、2021.1.28、14:00-15:00。 *Zoomによる文化講座。第3回は高浜虚子。虚子の士族としてのあり方や俳句観など、参加者とともに句を味読しながら考察した。

金沢ゆかりの高濱虚子の俳句など (ボン大学 )

*ボン大学、2021.1.25、22:30-24:00。 *ドイツのボン大学の日本文学研究者、ハロルド・マイヤー氏とのオンラインによる連続共同授業で、大学院学生が対象。金沢や北陸を訪れた高浜虚子の俳句を鑑賞した。

句の手触り、俳人の響き18 西村麒麟1 (総合俳誌「俳句四季」)

*「俳句四季」38-2、2021.1.20、pp.30-31。 *現存俳人の評伝エッセイで、第18回目は西村麒麟氏。句集『鶉』を刊行した時期の逸話や、氏が住む神奈川県の柿生を訪れた時のことなどを綴った。

詩歌散策 俳句 山口誓子  (「文化愛媛」)

*「文化愛媛」84、2021.1.17、65p。 *愛媛ゆかりの俳句を綴るエッセイ。二回目は、旧別子銅山を訪れた山口誓子の「寒けれど吾がのる人車凭あり」を味読した。

台湾を愛した人の句文集 天野健太郎句文集『風景と自由』書評  (「週刊読書人」)

*「週刊読書人」3373号、2021.1.15、6面。 *天野健太郎著『風景と自由』(新泉社)の書評。台湾文学の翻訳者にして俳句を趣味とした天野健太郎(1971-2018)の俳句及び随筆を収めた『風景の自由』において、天野が何を「自由」と感じ、「風景」が彼に何を…

【エッセイ】趣味と写真と、ときどき俳句と02 猫を撮り始めたことについて

*初出:サイト「セクト・ポクリット」、2021.1.15。 *趣味や大学の授業、また俳句その他についての随筆。第2回目は猫の写真を撮り始めたことについて。Jupiterレンズについても言及。 ∴ いつしか猫を撮るようになった。デジタルやフィルムのカメラに少し凝…

金沢ゆかりの徳田秋声、泉鏡花の俳句など (ボン大学 )

*ボン大学、2021.1.11、22:30-24:00。 *ドイツのボン大学の日本文学研究者、ハロルド・マイヤー氏とのオンラインによる連続共同授業で、大学院学生が対象。金沢ゆかりの作家である徳田秋声、泉鏡花の俳句を味読した。