季節と追憶44 雪供養と大露頭 (俳誌「氷室」)

「氷室」30-8、2022.8.1、pp.20-21。
四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。44回目は「雪供養と大露頭」。戦後、山口誓子は愛媛県の別子銅山に赴き、旧別子方面を登頂して数十句の大作を詠んでいる。彼が詠んだ峰地蔵の句や、後に句碑になった「大露頭赫くてそこは雪積まず」における旧別子独特の特徴や作品の魅力について綴った。