句の手触り、俳人の響き24 坪内稔典 (総合俳誌「俳句四季」)

「俳句四季」38-8、2021.7.20、pp.24-25。
現存俳人の評伝エッセイで、第24回目は坪内稔典氏を紹介。坪内氏の愛媛県佐田岬の九町は南予地方に属しており、南予出身者の実業家や文学者には破天荒な力を持ち、それぞれ進んだ分野で先鋭的な表現や事業を成し遂げる傾向にあることを綴った。具体的には宇和島藩主の伊達宗城や宇和島出身の油屋熊八、中野逍遥、そして佐田岬の高橋新吉等とともに坪内氏の俳句のありようの一端を探った。