つげ義春が見た四国遍路の風景

  
つげ義春は1970年代に四国遍路の旅に出かけ、『流れ雲旅』(1976、アサヒソノラマ)という本を共著で刊行した。
 『流れ雲旅』にはつげのイラストが複数挿入され、遍路道沿いの風景が水木しげる風ホラーといった趣で描かれている。下は『流れ雲旅』文庫版(1982、旺文社文庫)の表紙。「芸術新潮」2014年1月号には原画が掲載された。