2021-03-01から1日間の記事一覧

季節と追憶27 栴檀の木 (俳誌「氷室」)

*「氷室」29-3、2021.3.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。27回目は「栴檀の木」。宮尾登美子が小説「おしんさんと栴檀の木」で描いた高知のある家の栴檀の木の風情や、松山の垣生で生まれ育った若き石田波郷が通っ…

会話形式でわかる近代俳句史超入門60 日野草城2 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」280号、2021.3.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。今回は日野草城の俳句について語り合った。

逸話のさざめき、句の面影15 日野草城 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」296、2021.3.1、pp.174-177。 *物故俳人の評伝エッセイ。15回目は日野草城。戦後に肺結核で倒れた後の病床生活や妻の晏子との夫婦愛にも触れながら、新興俳人の晩年の雰囲気を綴った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句39 戦後俳句3 (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」38-3、2021.3.1、pp.210-213。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載最終回。39回目は「戦後俳句3」として、戦後俳句にも触れつつ、これまで紹介したテーマや時代精神の意義などを総括し、戦後日本のありようを指摘して終えた。