2020-10-01から1日間の記事一覧
*「氷室」28-10、2020.10.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。22回目は「秋の化身」。秋の風情を綴った作品として松本たかしの俳句、王安石の漢詩、泉鏡花の小品、北原白秋の随筆を紹介しつつ、最後は川端茅舎の俳句…
*「図書館だより」109号、2020.10.1、PP.8-9。 *愛媛大学図書館発行の冊子に寄稿。東直子・穂村弘共著の歌集エッセイ『回転ドアは、順番に』、及びバルザック『ゴリオ爺さん』を推薦した。
*「へんろ」439号、2020.10.1、5p。 *愛媛県北条(現・松山市)で幼少時を過ごした高浜虚子は近くの大師堂境内にあった「阿波のへんろの墓」が妙に忘れられず、俳人となった後に再訪し、句を詠んだことなどを綴った。
*「100年俳句計画」275号、2020.10.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。今回は富安風生の経歴と俳句の特徴を語り合った。
*「俳句界」291、2020.10.1、pp.140-143。 *物故俳人の評伝エッセイ。10回目は松本たかし。宝生流の能役者の名家に生れ、長男として名人である父の跡を継ぐべきだったが、結核等の病弱で断念し、俳人になる道を選んだ彼の境遇や女性遍歴のことなどを彼の句…
*「俳壇」37-10、2020.10.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。34回目は「路地の炭屋」。昭和30年代の下町、路地で炭屋を営む家族を想定しながら、当時の生活の諸相を俳句とともに小説風に綴った。