2015-01-01から1年間の記事一覧

俳人協会評論新人賞のことば、新鋭評論賞のことば  (「俳句文学館」)

*俳人協会機関誌「俳句文学館」527号、2015.3.5、5、6面。 *第29回俳人協会評論新人賞受賞のことば(5面)、第1回新鋭評論賞受賞のことば(6面)がそれぞれ掲載。

愛媛大学の地域文化への取組み  (「folio」)

*愛媛大学「folio」4、2015.3、pp.9-10。 *愛媛大学発行の広報誌「folio」でのインタビュー。

俳句時評「俳句遺産15 榮猿丸『点滅』 ニューミュージック的」  (「現代詩手帖」)

■「現代詩手帖」58-3,2015.3.1、p.129。 ■結社「澤」に所属する榮猿丸(1968-)の句集『点滅』を紹介。「雑居ビル窓の一つに干布団」「トイレタンクの上の造花や冬日差す」等を、現在から振り返った1970年代後半のニューミュージックに近い雰囲気があること…

会話形式でわかる近代俳句史超入門09高浜虚子5 (「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」208、2015.3.1、pp.38-39。 *青木先生と俳子による会話形式の近代俳句史。9回目は高浜虚子の各句を例に、彼のまなざしの強さについて語り合った。

昭和俳句の旗手2  (伊丹市柿衞文庫)

■兵庫県伊丹市柿衞文庫開館30周年「昭和俳句の旗手 日野草城と山口誓子」記念対談、2015.2.28、13:30-15:10頃。 ■展覧会「日野草城と山口誓子」の記念対談で、登壇者は宇多喜代子氏(俳人)と青木、途中から坪内稔典氏(俳人)。昭和俳句史を生きた宇多氏、…

批評家たちの「写生」(十四) 小林秀雄 その六  (俳誌「翔臨」82号)

*「翔臨」82号、2015.2.28、pp.8-9p。 *文芸批評家の論から「写生」を捉え直す連載評論。小林秀雄『近代絵画』のドガ論を参照しつつ、高浜虚子や高野素十の「写生」句における「現在」の強度を考察した。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2015.2.23-27、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、宇多喜代子(2/23、月)、「踏絵」の句(2/24、火)、「鹿」の句(2/25、水)、「「薄氷…

昭和俳句の旗手1  (伊丹市柿衞文庫)

■兵庫県伊丹市柿衞文庫開館30周年「昭和俳句の旗手 日野草城と山口誓子」記念対談、2015.2.21、13:30-15:10頃。 ■展覧会「日野草城と山口誓子」の記念対談で、登壇者は宇多喜代子氏(俳人)と青木。昭和俳句史を生きた宇多氏が日野草城や桂信子等に関する逸…

俳句時評「俳句遺産14 西村麒麟『鶉』 古き良き「月並」」  (「現代詩手帖」)

■「現代詩手帖」2015.2.1、p.157。 ■結社「古志」に所属する西村麒麟(1983-)の句集『鶉』を紹介。「春風や一本の旗高らかに」「嫁がゐて四月で全く言ふ事無し」等を、平成年間の自覚的な「月並」句として評した。

刻まれた句、漂う夢 俳誌の光芒15 「俳句」昭和62年2月号  (俳誌「円座」24号)

■「円座」24号、2015.2.1、pp.32-36。 ■関西の前衛俳人、鈴木六林男と小説家の小川国夫による対談「鉄と肉体の俳句」を手がかりにしつつ、六林男の第一句集『荒天』に収録された戦争俳句がいかなるものであったかを論じた。

会話形式でわかる近代俳句史超入門08高浜虚子4 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」207、2015.2.1、pp.38-39。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。第8回は高浜虚子俳句の多様さ、無内容な句を平気で「俳句」として示す凄さなどを述べた。

俳句と、周りの景色7 落語と高浜虚子  (俳誌「白茅」7号)

■「白茅」7号、2015.1.31、pp.19-21。 ■落語と近代俳句の共通点を述べた。古今亭志ん生の「黄金餅」と高浜虚子の句とを比較しつつ、両者が人間の暮らしの寄る辺なさが垣間見せる虚無を「笑い」として提示する文芸であったことを論じた。

ことばの花束  (エフエムいたみ)

■エフエムいたみ(伊丹・北摂・神戸周辺)、2015.1.26-30、AM9:50-10:00、14:50-15:00。 ■ラジオ放送。各回ごとのテーマに沿ってさまざまな「ことば」を紹介。詳細は、「電話」の句(1/26、月)、柿衞文庫「日野草城と山口誓子」に関する話(1/27〜30、火〜…

愛媛出版文化賞表彰  (「愛媛新聞」)

*「愛媛新聞」2015.1.21、1面。第30回愛媛出版文化大賞(愛媛新聞社主催)表彰式に関する記事。下はその画像。

国文学科特別講義「俳句の近世×現代」  (奈良大学文学部国文学科)

■奈良大学文学部国文学科特別講義、2015.1.21、3講時。 ■奈良大学での特別講義。前半を青木が俳句に関する話をし、後半に永井一彰氏(近世文学)、木田隆文氏(近代文学)と三人で受講生の投句作品に沿いつつ俳句文学を語り合った。 講義時の様子は、奈良大…

近代俳句の学術研究と全国への幅広い発信にむけて  (政経情報誌「愛媛ジャーナル」)

*「愛媛ジャーナル」(愛媛県の政経情報誌)2015年2月号、pp.78-81。 *愛媛県の政界・経済界向けのジャーナル誌の記事。自身の近現代俳句研究の概要と成果、また愛媛の俳句文化の豊穣さに加え、俳句やその他の文化遺産を有益な観光資源としてアピールしう…

愛媛出版文化賞 受賞者に聞く  (「愛媛新聞」)

*第30回愛媛出版文化大賞(愛媛新聞社主催)受賞に関するインタビュー記事。下はその画像。

第30回愛媛出版文化賞受賞発表  (「愛媛新聞」)

*第30回愛媛出版文化賞(愛媛新聞社主催)受賞の発表。『その眼、俳人につき』が大賞の受賞となった。1面に受賞著書一覧、17面に選考理由が掲載。

型と自負と ―『山田弘子全句集』に寄せて― (俳誌「円虹」)

*「円虹」241、2015.1、pp.10-13。 *俳誌「円虹」創刊主宰だった俳人、山田弘子(1934-2012)の句業を収めた『山田弘子全句集』に関するエッセイ。山田弘子が「ホトトギス」流の「写生」を身につけつつ、それだけではない技巧を駆使した俳人だったことを述…

時評「俳句遺産13 戦時下と俳句 樽見博『戦争俳句と俳人たち』」  (「現代詩手帖」)

*「現代詩手帖」58-1,2015.1.1、218p。 *樽見博氏の労作『戦争俳句と俳人たち』(トランスビュー)の紹介。以下は全文。

会話形式でわかる近代俳句史超入門07高浜虚子3 (「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」206、2015.1.1、pp.38-39。 *青木先生と俳子による会話形式の近代俳句史。7回目は高浜虚子の各句を例にしつつ、「写生」について語り合った。