時のうつろい、句の響き17 岩城島の若山牧水 (俳誌「子規新報」)

「子規新報」2-83、2021.3.10、16p。
愛媛ゆかりの俳句や文化を綴るエッセイ。連載17回目は大正期の岩城島に立ち寄った若山牧水について綴った。牧水と明治大学在学中に知り合った三浦敏夫は岩城島の「島代官」と称された三浦家の第18代当主で、短歌を趣味としていた。牧水が郷里の宮崎から上方に船で向かう際、岩城島の三浦家に立ち寄り、歌集「みなかみ」の原本となる清書をしたことなどを述べた。