2023-11-01から1日間の記事一覧

季節と追憶58 昭和三十年代の若手俳人 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-11、2023.11.1、pp.18-19。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。58回目は昭和30年代に注目され始めた鷹羽狩行の特色について論じた。

稲畑汀子氏の世界(2)  (俳誌「花鳥諷詠」)

*「花鳥諷詠」428号、2023.11.1、pp.18-24。 *5月6日開催の日本伝統俳句協会オンライン講座の講演録。稲畑汀子の俳句の特徴を戦後の高濱虚子の「句日記」と比較しながら論じた。

現代俳句史(3)「天狼」俳句と山本健吉  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」312号、2023.11.1、pp.16-17。 *戦後以降の俳句史についての評論。前回の秋元不死男の「俳句「もの」説」を踏まえながら、「天狼」における根源俳句が不死男論の基本となっていることなどを論じた。

逸話のさざめき、句の面影44 水原秋桜子 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」328、2023.11.1、pp.134-137 。 *物故俳人の評伝エッセイ。44回目は水原秋桜子。医者の家に生まれながら幼少時から歌舞伎や文芸に親しみ、生真面目で一本気だった秋桜子の人生と作品の特徴を綴った。