2023-04-01から1日間の記事一覧

季節と追憶52 敗戦後の短詩批判と社会性俳句 (俳誌「氷室」)

*「氷室」31-4、2023.4.1、pp.20-21。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。52回目は「敗戦後の短詩批判と社会性俳句」。1950年代に社会性俳句が勃興した一端に、敗戦後の定型短詩批判の風潮に対する反発があったことなどを綴った。

会話形式でわかる近代俳句史超入門85 俳句史や「勉強」について  (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」305号、2023.4.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。俳句史をいかに捉えるかということと、「勉強」の仕方や方法論との共通点等を語り合った。

逸話のさざめき、句の面影37 篠原鳳作 (総合誌「俳句界」)

*「俳句界」321、2023.4.1、pp.132-135 。 *物故俳人の評伝エッセイ。37回目は 篠原鳳作。「しんしんと俳碧きまで海の旅」の無季句の傑作を詠んだ鳳作の人生を綴った。

近現代俳句の名作を鑑賞する01 俳句を読むということ (愛媛新聞社カルチャー講座)

*愛媛新聞社別館503教室、2023.4.1、14:00-15:30。 *近現代俳句の名句を鑑賞する講座。初回は講座全体の趣旨や、「俳句らしさ」をいかに捉えるかを踏まえた上でいくつかの俳句作品を未読した。具体的には「はつらつと揚がるコロッケ冬はじめ 奥坂まや」「…

本の庭 (総合誌「俳壇」)

*「俳壇」40-4、2023.4.1、pp.202-203 。 *俳句関連の書籍紹介及び書評欄。小川軽舟句集『無辺』、安井浩司句集『天獄書』、斎藤志歩句集『水と茶』を紹介した。