2019-08-01から1日間の記事一覧

季節と追憶08 川、清水 (俳誌「氷室」)

*「氷室」27-8、2019.8.1、pp.16-17。 *四季それぞれの季節感に沿った文学についての連載エッセイ。8回目は「川、清水」。京田辺市の同志社大学時代にバイクで訪れた山路や川の雰囲気を描きつつ、篠原梵の句で締め括った。 * * * * * *"Season and R…

四季のうつろい、句の香り2 涼み舟  (「花鶏」)

*「花鶏」19-4、2019.8.1、pp.4-5。 *季節と俳句のエッセイ。「涼み舟」の風情を鏑木清方や桂信子の句とともに綴った。

六月の鈴、月夜のバス 平成後期の若手俳人のいくつか (「つくえの部屋」)

*「つくえの部屋」4号、2019.8.1、pp.24-39.。 *川嶋健祐氏の個人俳句誌「つくえの部屋」の若手俳人特集への寄稿。現代詩手帖、日本経済新聞、愛媛新聞、朝日新聞等に寄せた若手俳人関連の論を再収録したもの。

句の面影、今の風景08 夏から秋へ (俳誌「花信」)

*「花信」184、2018.8.1、pp.54-55。 *エッセイ。8回目は夏から秋への季節感のうつろいを、江戸期の凡兆の句や林芙美子の随筆、そして久保田万太郎の句を紹介しながら綴った。

薄暮の黒衣、月見の拳法 戦前満州、台湾俳句のいくつか (総合詩誌「現代詩手帖」)

*「現代詩手帖」62-8、2019.8.1、pp.91-99。 *特集「東アジアのパースペクティヴ モダニズムをめぐって」中の論考。戦前満州に渡った桂樟蹊子、また台湾の「ホトトギス」系結社「ゆうかり」に焦点を当て、戦前東アジアに広がった俳句の問題点や特徴を述べ…

会話形式でわかる近代俳句史超入門41水原秋桜子1 (俳誌「100年俳句計画」)

*「100年俳句計画」261号、2019.8.1、pp.16-17。 *「青木先生×俳子」の会話形式による近代俳句史。大正後期から昭和初期にかけて活躍した四Sの二人目として水原秋桜子を取り上げ、まずは経歴を語り合った。

いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句20 不二家のケーキ (総合俳誌「俳壇」)

*「俳壇」36-8、2019.8.1、pp.208-211。 *有名無名の俳人の句群を通じ、昭和の世相を回想する連載。20回目は「不二家のケーキ」。明治末年創業、ショートケーキ、クリスマスケーキといった日本独自のケーキ文化を発信した不二家を中心に、戦後のケーキ文化…