2012-05-29から1日間の記事一覧

十本の指、漂う手袋―近代俳句と小説の描写について― (「アジア遊学」152)

*「アジア遊学」152号、特集「東アジアの短詩形文学」、2012.5.29、pp.232-238。 *俳句における「描写=写生」がいかなるものか、その特徴の一端を“極端な短さ”に求めて論じた。具体的には、山口誓子「手袋の十本の指を深く組めり」と村上春樹『アフターダ…