愛媛の椿堂と曼珠沙華 (月刊「へんろ」)

「へんろ」451号、2021.10.1、4p。
愛媛の四国別格二十霊場の一つ、四国中央市の常福寺は通称椿堂と言われている。弘法大師が地面に挿した杖が椿になったとされ、戦後に住職だった石川椿は俳句趣味があった。戦後、「ホトトギス」の俳人である深川正一郎や画家の川端龍子らが遍路で椿堂を訪れ、句を詠んだいきさつや作品の解釈、その意味などを綴った。